【開発記録】AIが一次対応する問い合わせフォーム作成Webアプリを作りました

はじめに

「問い合わせ対応に時間が取られて本来の業務が進まない」
「営業時間外の問い合わせに対応できない」
「同じ質問への返答を何度もしている」

こうした課題を感じることはないでしょうか。

そこで今回、AIが一次回答を行う問い合わせフォームを簡単に作成できるWebアプリを開発しました。

このアプリは、管理者がフォームを作成するだけで、顧客はログイン不要で問い合わせでき、AIがチャット形式で一次対応を行います。さらに、会話内容を要約して管理者が効率よく確認できる仕組みを備えています。

なぜこのアプリを作ったのか

現場で仕事をしていると、問い合わせ対応には次のような課題があると感じていました。

  • 電話対応で作業が中断される
  • メール確認のタイミングが遅れる
  • 同じ質問が繰り返し来る
  • 担当者によって対応内容がばらつく

既存のチャットボットサービスもありますが、

  • 設定が難しい
  • 小規模事業にはオーバースペック
  • AIの調整がしづらい

という問題もあります。

そこで、

「もっとシンプルに、AIを受付スタッフのように使える仕組み」

を目指して開発しました。

このWebアプリでできること

■ 管理者向け機能

  • 管理者ログイン(メール / パスワード)
  • 管理者登録(8文字以上のパスワード)
  • 問い合わせフォームの作成
    (タイトル・説明・AI指示文)
  • フォーム公開URLの自動発行
  • 問い合わせ一覧管理(最新150件、3ページまで表示)
  • 問い合わせ詳細表示
    (要約・AI回答・チャット履歴)
  • ステータス管理(未対応 / 対応中 / 対応済み)
  • フォーム削除(上限10件)

■ 顧客向け機能

  • ログイン不要で利用可能
  • チャット形式で問い合わせ
  • AIによる一次回答

顧客は通常のチャットのように質問するだけでOKです。

■ AI機能(このアプリの特徴)

  • フォームごとにAIの指示文を設定可能
  • 会話内容の自動要約生成
  • 管理者が要点だけ確認できる

つまり、

AIが受付 → 人間が最終判断

という流れを自然に作れます。

他のAIチャットとの違い

このアプリは単なるAIチャットボットではありません。

① フォームごとにAI設定が可能

用途に合わせてAIの役割を変えられます。

例:

  • 顧客からの新規相談窓口
  • 企業からの連携相談
  • サービス説明用フォーム

② 管理者視点の設計

AIが回答して終わりではなく、

  • 要約表示
  • ステータス管理
  • 履歴確認

など、実際の業務フローに合わせています。

③ 小規模事業でも使いやすい

複雑な設定や専門知識が不要です。

想定している活用シーン

このアプリは特に次のような場面で効果を発揮します。

  • 訪問看護・介護事業の問い合わせ窓口
  • 小規模クリニックの受付補助
  • 個人事業の問い合わせ対応
  • サービス業の予約・質問受付

「電話対応を減らしたい」業種と相性が良いです。

実際に作って感じたこと

開発していて特に感じたのは:

■ AIの回答より「要約」の価値が大きい

管理者は長い会話を読む時間がありません。

要約があるだけで対応スピードが大きく変わります。

■ UIはシンプルほど使われる

高機能よりも、

  • 迷わない
  • 一目で状況がわかる

ことが重要でした。

■ AI指示文の設計が重要

AIの性能よりも「何を指示するか」で結果が大きく変わります。

今後の改善予定

現在は基本機能を優先していますが、今後は次の改善を検討しています。

  • 通知機能(新規問い合わせ通知)
  • 一覧画面のUX改善
  • AI回答品質の学習改善
  • 分析機能(問い合わせ傾向の可視化)

このアプリで目指していること

目指しているのは、

「問い合わせ対応をAIが一次受けし、人は本当に必要な対応だけ行う」

という働き方です。

AIが人の仕事を奪うのではなく、
人が本来やるべき仕事に集中できる環境を作ることを目的にしています。

まとめ

今回開発したのは、

  • AIが一次回答する
  • ログイン不要で使える
  • 管理者が効率的に管理できる

問い合わせフォーム作成Webアプリです。

もし同じように問い合わせ対応の負担を感じている方がいれば、少しでも参考になれば嬉しいです。

おわりに

実際に使ってみた感想や改善アイデアがあれば、ぜひ教えてください。
今後の改善に活かしていきたいと思います。